志村けんと小池都知事「最後の功績」の違和感

3月29日に死去された志村けんさんについて都知事のご発言

「まず、謹んでお悔やみを申し上げたいと思います。志村さんといえば、本当にエンターテイナーとして、みんなに楽しみであったり笑いを届けてくださったと感謝したい。

最後に悲しみとコロナウイルスの危険性について、しっかりメッセージを皆さんに届けてくださったという、最後の功績も大変大きいものがあると思っています。お悔やみ申し上げます」

 

たしかに国民にコロナへの危機意識を変えてもらうきっかけにはなりそうです。

しかし、認識が変わるだけでなく、そこから行動が変わる必要があります。

 

You Tubeでサラリーマンなどが、「成功するために必要な考え方」みたいな啓発動画を見て「こういう考えをもつようにすればいいのか!」と感動して意識が変わった気になっておきながら、明日には忘れて今までと同じように過ごすなんて人は無数にいます。

 

この度の志村けんロスによってウイルスへの危機認識は変わるにしても、そこから明日以降の行動が変わっていくかどうかにかかっています。

他界されたばかりの現時点では、まだ認識が変わっただけ。

 

これ以後の国民の自粛や防疫を意識した行動に長期的に変化が見られるようになって、はじめて振り返ってあのときの志村さんの死去によってみんなが変われたよね、といえるのでしょう。

死去されたばかりで「功績」という評価および表現はちょっと早過ぎます。

 

それに、「功績」という言葉選びもどうかと思います。

志村さんはなりたくて病気になったのではないし、功績を残したくて死んだのでもありません。

 

事故にあったようなものです。もし飲酒運転の車に志村さんが轢き殺されたとしたら、「飲酒運転の危険性について、しっかりメッセージを皆さんに届けてくださったという、最後の功績も・・」といえるでしょうか。

 

いやいやまだ生きる気マンマンだったし、死にたくなかったんですけどと志村さんは天国で仰るでしょうし、功績なんて讃えられても光栄ではないですよね。

 

なにより、目に見える成果があってから「功績」という言葉が出てくるのであって、逝去されて間もないうちに出すのは時期尚早です。

 

小池都知事のこの度のご発言は、事実をありのままに言っているという意味では間違ってはいないかもしれません。

 

でも、志村さんもコントで内輪ウケのセリフで「小池バカタレ!」ってよく言っていたじゃないですか。

 

「バカタレ」とはいわないまでも、今回の小池都知事の言い方は、表現の仕方とタイミングがちょっとズレていたのではないかな・・と失礼ながら思ってしまった次第です。

 

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本城慎也

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